2008年03月18日

第2次大戦後最悪(要人発言のまとめ:H20.3.18)

3月17日(オープン)〜3月18日(6時)の要人発言

◇主なメニュー
・グリーンスパン前FRB議長
〜現在の米国の金融危機は第2次大戦後最悪〜
〜この危機は多くの犠牲者を出すだろう〜


▼ポールソン米財務長官
・市場沈静化のために必要なことを行う
・FRBの追加措置は流動性や安定性を高め秩序だったものであり歓迎される
・市場関係者の対応など一連の行動を歓迎

▼JPモルガン
・BSのサブプライムローンのエクスポージャーは2月末時点で20億ドル
・BSのプライムALT-A住宅ローンのエクスポージャーは2月末時点で150億ドル
・BSの商業用不動産ローン担保証券のエクスポージャーは2月末時点で160億ドル
※BS=ベア・スターンズ

▼額賀財務相
・最近の為替動向は過度の動きであり懸念している
・今具体的な対応策は考えていない
・為替動向には大きな関心を持って見守る
・米国は強いドル政策を変えていない
・為替の水準についてはコメントしない
・大きな関心を持って見守っている
・為替の過度な変動は望ましくない
・日銀総裁人事は調整中
・欧州、米国各国とよく連携し為替動向みていきたい
・日銀総裁人事については首相と話していない
・中央銀行総裁の人事を政争に巻き込むことは良くない

▼町村官房長官
・為替相場の過度の動きを懸念している
・為替の水準についてはコメントしない
・米大統領らの強いドル発言に留意、強い関心
・米大統領らは過度なドル安は好ましくないと認識している
・政府が福井日銀総裁続投案を提示との報道は誤り

▼ファイナンシャル・タイムズ 
・ゴールドマン、モルガンスタンレー、リーマンが評価損計上の可能性

▼カーライル・キャピタル
・強制的な解体を申請する意向を表明
・残り2社の債権者からデフォルト通知を受け取った
・債務超過に陥ったと表明
・残りの資産は法的な手続き通じて債権者に分配

▼大田経財相 
・急激な為替変動は好ましくない
・急激な為替変動が日本経済にどう影響するか注視
・ドル安は米国の信用不安が収束しないことを反映
・米国経済の減速がじわじわと日本へ影響してきている

▼津田財務次官
・為替の過度の動きを懸念している米国は強いドルを支持している

▼川端議員
・与党から日銀総裁同意人事の本日中の提示はないと連絡あった
・代表者会議開催を決める議運理事会の開催も見送り
・与党側からいつ人事案を提示するか明言なかった

▼人民銀行総裁 
・米国の景気見通しは中国と異なる
・世界経済の結び付きを懸念
・中国は米ベアー・スターンズの救済を注視している

▼グリアOECD事務総長
・金融市場の混乱とユーロ相場が難問

▼福田首相 
・急速なドル安は好ましくない
・民主党の考えよくわからない

▼ストラウス・カーンIMF専務理事
・金融危機によるダメージを抑制することが欧州の優先課題
・現状ではインフレと景気後退が共に潜在的な問題

▼スイス財務省
・IMFは2008年度スイス実質成長率を1.25〜1.50%と予測
・経済の現状はスイス中銀にとってきわめて困難
・インフレは2009年には低下する見通しだがリスクは上向き

▼英中銀 
・緊急の調整オペを実施、期間3日のレポで50億ポンド供給
・緊急オペはけさの短期金融市場の状況を受けたもの
・他の中銀とともに金融市場の状況を注意深く監視している

▼リープシャー・オーストリア中銀総裁 
・為替市場における過度の変動を懸念
・他の中銀による行動についてはコメントせず
・各中銀はそれぞれ固有の利益に基づいて行動すべき

▼欧州連合
・米金利引下げおよび緊急融資、明らかな懸念
・米市場と経済の早急な正常化を望む

▼ブッシュ米大統領 
・金融市場の秩序回復のためのFRBの行動を支持
・強い・断固とした行動をとる用意
・引き続き市場を注意深く監視する
・米国経済は困難な時期に直面

▼シュタルクECB理事
・物価安定策が改革を助長
・ユーロ圏のインフレ期待は抑制されている
・賃金の伸びは生産性上昇と連動を

▼グリーンスパン前FRB議長
・現在の米国の金融危機は第2次大戦後最悪と判断されそうだ
・この危機は多くの犠牲者を出すだろう

▼チェイニー米副大統領
・このところの原油高は市場の現実を反映している
・世界的に十分な生産余力がない事が原油高の背景
・需給のバランスとドル安により急激な原油価格の高騰が生じた

▼ブラウン英首相 
・英経済は底堅く、回復力がある
・安定のため必要なことは何でも続ける

▼ロート・スイス中銀総裁
・中央銀行の協調性はよく機能している
・金融市場の混乱は終了していない
・スイスの金融機関の多くは健全
・信用危機は排除できないが小さい
・ユーロスイスの急激な戻りに注意を払っている
・景気不透明感の高まりとインフレの強さで不快

▼ドッド米上院銀行委員長
・ベアー・スターンズに対して取られた行動は正しかった
・FRBの公定歩合引き下げも正しいステップ
・政権は住宅市場救済計画受け入れに積極的になるべき
・プライマリーディーラーに対する信用の拡大は重要
・議会や政権は十分迅速に行動しなかった
・公定歩合引き下げの行動が遅過ぎなかったことを望む
・オバマ支持は住宅市場救済策計画推進を支援
・フレディマック、ファニーメイは指名を完全に全うしなければならない

▼アルムニアEU委員
・欧州経済は、もはや好景気を謳歌している時ではない
・米景気減速は鮮明にリセッションの可能性も
・変化の激しい状況で欧州経済はよく対応している
・今年は潜在成長率を下回る可能性もしかしリセッションにはほど遠い

▼ポールソン米財務長官
・米経済の長期の基礎的条件は健全
・ベアー・スターンズは流動性危機に瀕していた
・米経済全体への影響を最小限にとどめるべきだ
・流動性の維持は非常に重要
・問題解決に迅速に行動すべきだ
・米資本市場は競争力と効率性を有する


本日の発言予定
 17:00 独RWI経済研究所⇒経済成長見通し発表
 22:00 FOMC 
 27:15 政策金利発表

◇決算発表
・リーマン・ブラザーズ
・ゴールドマン・サックス


情報提供 
・FXCMジャパン「FX TradingForce
・ひまわり証券「マーケットニュース



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